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● 2021年3月28日 「生まれつきの盲人」 
 

またイエスは道の途中で、生まれつきの盲人を見られた。
弟子たちは彼についてイエスに質問して言った。
「先生。彼が盲目に生まれついたのは、だれが罪を犯したからですか。この人ですか。
その両親ですか。」
イエスは答えられた。「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。
神のわざがこの人に現われるためです。
わたしたちは、わたしを遣わした方のわざを、昼の間に行なわなければなりません。
だれも働くことのできない夜が来ます。

(ヨハネ9章1〜4節)

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イエス様が道を通っておられるとき一人の人に目を止められました。
其の人は盲人であるばかりでなく、
生まれつきそのような盲目に生まれついたというのです。
その時、弟子たちがイエス様に質問して
「先生、彼が盲目に生まれついたのは、誰が罪を犯したからですか、
この人ですか、その両親ですか」と質問しました。

 

1. 私たちの現実は過去ではなく未来のためにある。
 

日本でもユダヤでもどこの国でも、
私達が特別な病気や悲惨な出来事を背負いました時に、
必ずそれが何の所為だろうかとか、
どんな罪を犯したのでこういう目に合うのだろうと悩むのは世の常であります。
ユダヤ教でも、ラビ達は「罪がなければ死というものなく、
不儀がなければ病もない」と教えていました。
ですから弟子達がイエス様にこの人が盲目なのは
この人の罪ですかその両親ですかと質問したのは当然のことでした。
この人は生まれつき盲人でした。当然この人が罪を犯したせいではありません。
では、この両親、先祖の罪のためで「親の因果が子に報いた」のでしょうかと
弟子たちは質問しています。
            ・・・つづく

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