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● 2020年8月9日 「宮に必要なものとは」 
 

それから、イエスは宮にはいって、宮の中で売り買いする者たちをみな追い出し、
両替人の台や、鳩を売る者たちの腰掛けを倒された。
そして彼らに言われた。「『わたしの家は祈りの家と呼ばれる。』と書いてある。
それなのに、あなたがたはそれを強盗の巣にしている。」
また、宮の中で、盲人や足なえがみもとに来たので、イエスは彼らをいやされた。
ところが、祭司長、律法学者たちは、イエスのなさった驚くべきいろいろのことを見、
また宮の中で子どもたちが「ダビデの子にホサナ。」と言って叫んでいるのを見て
腹を立てた。
そしてイエスに言った。「あなたは、子どもたちが何と言っているか、お聞きですか。」
イエスは言われた。
「聞いています。『あなたは幼子と乳飲み子たちの口に賛美を用意された。』とあるのを、
あなたがたは読まなかったのですか。」

(マタイ21章12〜16節)

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イエス様はこのイスラエル神殿で宮きよめをなさいました。
宮の庭で売り買いしていた人々を皆追い返し、両替人の台や、
ハトを売る腰掛をくつがえされた。
エルサレム神殿は神様がイスラエル民族を選んでその中に住んでおられる事を象徴する
旧約の時代の事ですから私たち新約のクリスチャンには関係がないように思われます。
しかし、新約聖書は新しい契約によってできたキリスト教会を神殿になぞらえています。
そしてイエス様が旧約の神殿を清められたように
キリスト教会も宮なのだから清くあるべきだと言っています。
Tコリント3:26−17で、ですから私たち宮清めの出来事を通じて
イエス様がメシアであること以上に宮の性質その働き、
すなわちキリスト教の性質そして、その働きについて学ばなければなりません。

 

1. 神様の宮は祈りの家でなければなりません。
 

このハトや両替人たちの商売している場所は異邦人の庭と言われる庭で
聖なる神殿の領域に属してはいなかった所でした。
つまり神殿に礼拝を捧げに来る人が自然に作り上げた。
イエス様は市場にまでその憤りを向けられたのでした。
売り買いするものたち、ハトを売る者たちとは
神殿に捧げる供え物を売る人たちの事でした。
祭りの日に地方から供え物の羊やヤギを抱えて遣ってくるのは大変なことでしたし、
また、いけにえが神様のみ前に受け入れられる全きいけにえであるかどうか
              …続く

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