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● 2020年5月3日 「」 
 

イエスは、また別のたとえを彼らに示して言われた。
「天の御国は、こういう人にたとえることができます。ある人が自分の畑に良い種を蒔いた。
ところが、人々の眠っている間に、彼の敵が来て麦の中に毒麦を蒔いて行った。
麦が芽生え、やがて実ったとき、毒麦も現われた。
それで、その家の主人のしもべたちが来て言った。
『ご主人。畑には良い麦を蒔かれたのではありませんか。どうして毒麦が出たのでしょう。』

(マタイ13章24〜27節)

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私達の中で、だれも自分の家がごみの山になって喜ぶ人はいないはずです。
まして誰かが家の中にごみを投げ入れるなら私達は強く抗議するでしょう。
それなのに人々は心のごみについては案外無頓着であります。
今日心を見てまいりますと自分でごみを持ち込んでいたり、
又人々が投げ捨てたごみで一杯です。この心の中のごみをいつも掃除し、
きれいにしていなければ気持ちの良い祝福に満ちた人生を送ることが出来ません。
今日は心のごみは何か、そしてそれを取り除き
気持ちの良い祝福された人生を送ることが出来る方法をお話ししたいと思います。

 

1. 第一の心のごみは人生を否定的に捉えることから出てきます。
 

誰でも人は物事のプラスではなくマイナス面を見て嘆く傾向があります。
昔イスラエルがカナンの地に入る前に、
そのカナンを偵察するために12人の斥候を送ったのでした。
ところがその斥候の内10人は否定的な思いでカナンの地を探ったので
「カナンの地の山は高く、
他には深く、城壁は天にそそり立っている、
そこに住む人々は皆、背が高く自分たちはまるでイナゴのように見えた」と報告しました。
民数記13:27‐29,13:31
「私達はあの民に所に攻め上れないあの民は私達よりも強いから」
民数記32:33乳と蜜の流れる地として神様が与えた地でさえも一度否定的に見ると、
神様の言葉を信じることが出来ず
そのカナンの地の人は人を損なう所にしか見えなかったのです。
その結果、み言葉を信じ肯定的に見た二人を除いて他の民は皆、
カナンの地の祝福受けることが出来ずに滅んでしまいました。
さて私達はどうでしょうか、物事の良い面を見ているでしょうか、
もし不平と不満が心に満ち環境や人々を非難し攻撃しているなら、
そしてイライラして生活しているならその人は物事の悪い面に目をとめているのです。
この物事を否定的に捉えという事こそ
人生を否定的に破壊する根本的な原因の一つなのです。
                    ・・・続く

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