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● 2020年3月22日 「迫害とクリスチャン」 
 

義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。
わたしのために、ののしられたり、迫害されたり、また、
ありもしないことで悪口雑言を言われたりするとき、あなたがたは幸いです。
喜びなさい。喜びおどりなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのだから。
あなたがたより前に来た預言者たちも、そのように迫害されました。
あなたがたは、地の塩です。もし塩が塩けをなくしたら、何によって塩けをつけるのでしょう。
もう何の役にも立たず、外に捨てられて、人々に踏みつけられるだけです。
あなたがたは、世界の光です。山の上にある町は隠れる事ができません。
また、あかりをつけて、それを枡の下に置く者はありません。
燭台の上に置きます。そうすれば、家にいる人々全部を照らします。
このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせ、
人々があなたがたの良い行ないを見て、
天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。

(マタイ5章10〜16節)

右のボタンを押すと、音声メッセージが流れます。
 
マタイの福音書の5:3−9節は
山上の垂訓でクリスチャンの7つの幸福についてでありました。
この7つの幸福のメッセージの後の10節16節までは
10節に「天の御国はその人のものだから」
という約束があるので本質的には3節からの7つの幸福のメッセージの続きです。
つまり5章3節「心の貧しいものは幸いです、天の御国はその人のものだからです。」
から始まり9節まで幸福のメッセージがあり、
更にマタイ書5章10節「義の為に迫害されている者は幸いです。
天の御国はその人のものだからです。」から16節まで
クリスチャンとこの世の関係のメッセージがあるのです。

 

1. 第1のメッセージは私達クリスチャンは世から迫害を受ける者であり、
 

正しい意味で迫害を受けるならそれは喜ばしいことであるということであります。
12節には「喜びなさい、喜び踊りなさい。
天においてあなた方の報いは大きいとあります。」
迫害という言葉はキリスト教にとってなじみ深い言葉です。
初代キリスト教徒たちはユダヤ人から石で打ち殺されたり、
ローマの競技場でライオンに殺され、
また火あぶりや十字架刑で迫害されました。
紀元312年頃にはコンスタンチヌス帝がキリスト教に改宗するまでクリスチャンと
この世の関係は迫害と殉教の歴史でありました。
ヘブル書11:35−37.日本でも豊臣秀吉の
キリシタン禁止令以来250年間に殉教したものは約20万人にいると言われています。
現在でも中国では大勢の宣教師が殉教しています。
迫害は野蛮な古代人の間だけでなくいつでも何処でもあるものです。
それはクリスチャンであるゆえの罵りや悪口であるかもしれません。
ともかく迫害はクリスチャンにつきものなのです。
聖書ははっきりとイエスキリストを証するなら
迫害がやって来るものであると言っています。テモテ3:12
                    ・・・続く

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