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● 2020年3月8日 「思い煩うな」 
 

だから、わたしはあなたがたに言います。自分のいのちのことで、何を食べようか、
何を飲もうかと心配したり、また、からだのことで、
何を着ようかと心配したりしてはいけません。
いのちは食べ物よりたいせつなもの、からだは着物よりたいせつなものではありませんか。
空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。
けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。
あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。
あなたがたのうちだれが、心配したからといって、
自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。
なぜ着物のことで心配するのですか。野のゆりがどうして育つのか、よくわきまえなさい。
働きもせず、紡ぎもしません。
しかし、わたしはあなたがたに言います。
栄華を窮めたソロモンでさえ、このような花の一つほどにも着飾ってはいませんでした。
きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、
神はこれほどに装ってくださるのだから、
ましてあなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか。信仰の薄い人たち。
そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、
などと言って心配するのはやめなさい。
こういうものはみな、異邦人が切に求めているものなのです。
しかし、あなたがたの天の父は、
それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。
だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。
そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。
だから、あすのための心配は無用です。
あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。

(マタイ6章25〜34節)

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私達の人生において心配、
つまり思い煩うことから解放されたならどんなに人生が楽しくなるでしょうか。
人間は考える葦だとパスカルは云い、
この人間の思考を通じて宇宙の果てにまでロケットを打ち上げるようになりました。
考えることが積極的肯定的ばかりであったなら何の問題も起こってはこないでしょう、
しかし人間は積極的に考えると同じように否定的に消極的に考えるものです。
ですからこの思い煩うことから解放されれば
どんなにすばらしい人生が開けていくのでしょうか。

 

1. 私達はどのようなものに思い煩っているのか
 

25節自分の命のことで、
何を食べようか何を飲もうかと思い煩っている。
この中にも多くの人達が断食をされた経験があると思いますが、
断食をすればどんなに一日が長いかを体験されたはずです。
私達は食事の為に多くの時間を費やし
何を食べようか何を飲もうか心が思い煩うものです。
又、体の事で思い煩うというのです。
齢をとると体の事がたいそう気になるものです、
太りすぎたり痩せすぎたりしないだろうか
プロポーションが気になり色々な痩身美容室に人々は通います、
衣料はどうでしょうか?婦人服飾の 世界では目まぐるしく流行が移り進んでいます。
アパレルメーカーは星の数ほどあります。26・27節日々の生活の事に思い煩っている、28節着物の事に思い煩っている。
皆さん胸に手を当てて考えてください。必ず一つや二つ思い当たることがあるでしょう。
31節に再び、何を食べるか、何を飲むか、
何を着るかなどと言って心配するなと言っています。
34節には明日の事を心配してはいけないと書いてあります。
私の将来はどんなんだろういい人に巡り会えるだろうか、
いい仕事につき、成功するか、失敗するか、
円満にいくのかそれとも破壊か等と思い煩ってはいけないというのです。  
                      ・・・続く

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