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● 2020年2月23日 「私たちは神様の宮です」 
 

そして彼らに言われた。「『わたしの家は祈りの家と呼ばれる。』と書いてある。
それなのに、あなたがたはそれを強盗の巣にしている。」
また、宮の中で、盲人や足なえがみもとに来たので、イエスは彼らをいやされた。
ところが、祭司長、律法学者たちは、イエスのなさった驚くべきいろいろのことを見、
また宮の中で子どもたちが「ダビデの子にホサナ。」
と言って叫んでいるのを見て腹を立てた。
そしてイエスに言った。「あなたは、子どもたちが何と言っているか、お聞きですか。」
イエスは言われた。
「聞いています。『あなたは幼子と乳飲み子たちの口に賛美を用意された。』とあるのを、
あなたがたは読まなかったのですか。

(マタイ21章13〜16節)

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イエス様はエルサレムの神殿に入られて宮清めをなさいました。
その中にあるすべての汚れたものをお裁きになりました。
マラキ章3章にもイエス様が神殿にやってきて神殿と神殿に仕える者達を
裁くことが預言されてありますし、
そしてイエス様は神の民を金や銀のように清めるのであります。
エルサレム神殿は神様がイスラエル民族を選んで
その中に住んでおられることを象徴するもので、
その宮を裁く事は旧約の民イスラエルを裁く事になり
私達新約のクリスチャンには関係がないように思われます。
しかし新約聖書には新しい契約によってできたキリト教会を神殿だと言っていますし、
更にイエスキリストを信じた私達も神様の神殿だと聖書は教えています。
ですから私達クリスチャンはこの宮清めの出来事を通して、
神殿すなわち教会に、更にクリスチャンの性質と働きについて学ばなければなりません。

 

1. 神様の宮は祈りの家でなければなりません。
 

ヘロデ王はユダヤ人から恨みを買うのを恐れて
紀元前9年から大規模な神殿改修工事をしました。
この工事はイエス様在世中も続けられていました。
ヘロデ神殿では、神殿の前に「祭祀の庭」その外側に「イスラエル人の庭」
その外側に一段低く「夫人の庭」そして全体を取り囲むように
「異邦人の庭」が築かれていました。
イエス様が宮清めをなさった所は異邦人の庭であって
聖なる神殿の領域には属していない所でした、
つまり神殿に礼拝を捧げる巡礼者達が作り上げた市場でありました。
  a、この市場では鳩を売る者達がいました。
彼らは神殿に捧げる供え物の動物を売っていました。
祭りの日に地方から供え物の羊や鳩を持ってくるのは大変なことですし、
供え物が神様のよしとされる全き獣であるかを調べるのは大変な事でした。
ですから

…続く

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