すると、会堂管理者のひとりでヤイロという者が来て、 イエスを見て、その足もとにひれ伏し、 いっしょうけんめい願ってこう言った。 「私の小さい娘が死にかけています。 どうか、おいでくださって、娘の上に御手を置いてやってください。 娘が直って、助かるようにしてください。」 そこで、イエスは彼といっしょに出かけられたが、 多くの群衆がイエスについて来て、イエスに押し迫った。
その時一人の会堂司がやってきてイエス様の足元にひれ伏して泣きながら 「主よ、私の小さい娘が死にかけています。 どうかおいで下さって娘の上に御手を置いてください、 娘が治って助かるようにしてください。」としきりに願ったのでありました。 その言葉を聞いたイエス様はこの会堂司が 直面している問題の深刻さを十分知っておられました。 会堂司の持っていた問題は何を着ようか、何を飲もうかという程度ではない、 一人娘が今にも生きるか死ぬかと言う問題でありました。 これは人がこの世で、現実の生活で直面する問題の中では最も大きな問題であります。 しかしイエス様は …続く