そして、舟に乗り込み、カペナウムのほうへ湖を渡っていた。 すでに暗くなっていたが、イエスはまだ彼らのところに来ておられなかった。 湖は吹きまくる強風に荒れ始めた。 こうして、四、五キロメートルほどこぎ出したころ、 彼らは、イエスが湖の上を歩いて舟に近づいて来られるのを見て、恐れた。 しかし、イエスは彼らに言われた。「わたしだ。恐れることはない。」 それで彼らは、イエスを喜んで舟に迎えた。舟はほどなく目的の地に着いた。
イエス様が5つのパンと2匹の魚で男ばかりで5000人もの人々を満腹させるという 奇跡を行われた後に一人で祈るために山に上られました。 弟子達はベッサイダに行くために船に乗り、ガリラヤ湖に出ていきました。 弟子達がガリラヤ湖の真ん中に来た時、突然嵐が起こりました。 彼らは前に進むことも後に戻ることも出来ず、波は船を今にも沈めそうですし、 水を掻き出しても次から次へと入って来るし ある者は恐れのため大声を出して叫ぶありさまでした。 イエス様は彼らの様子をご覧になると真夜中の3時、 海の上を歩いてこの船の所まで来られたのでした。 しかし、弟子達はイエス様の姿を見て幽霊だと思い叫び声をあげたのでした。 マタイ14:2イエス様は恐怖におののいている弟子たちに 「私である恐れる事はない」と言われ弟子達の恐怖を除き船に乗り込まれた。 イエス様が船に乗り込むとすぐに嵐がやみ、ベッサイダの向こう岸に着いたというのです。 このように私達がこの世を渡って行く時、数多くの恐怖がやって来ます。 家庭生活に対する恐怖、子供たちの問題、 天災の恐れ病気や死に対する恐れ等がやって来ます。 悪魔は色々な災いを持ってきますが、実際の災いを持って来る前に、 私達の心の中に恐れを持たせようとします。Tヨハネ4:18 以前カウンセリングをしている人にどうしてもと頼まれて 弟さんの為に祈って欲しいと頼まれた・・・・・。 ヨブ3:25しかし、そのような時イエス様は来て 「私である恐れることはない」と言ってくださるのです。 今日は私達の所にやって来る恐れを克服する方法について学んでゆきましょう。 第1に私たちの神様は万物を創造した、私達人間に命を与え、今も万物を支えていられる主権者・神様であると信じなくてはなりません。 Uテモテ1:7、ヨシュア1:9。ヨシュアはどうして強く・雄々しく有れたでしょうか。 それは神様主がともにいてくださったからです。 カナンの地の敵よりも強い神様が共にいて私を支えてくださる、弱いところを補い、ある時は・・・・ ・・・続く