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● 2019年8月11日 「活ける水」 
 

彼は私を神殿の入口に連れ戻した。
見ると、水が神殿の敷居の下から東のほうへと流れ出ていた。
神殿が東に向いていたからである。その水は祭壇の南、宮の右側の下から流れていた。
ついで、彼は私を北の門から連れ出し、外を回らせ、東向きの外の門に行かせた。
見ると、水は右側から流れ出ていた。
その人は手に測りなわを持って東へ出て行き、
一千キュビトを測り、私にその水を渡らせると、それは足首まであった。
彼がさらに一千キュビトを測り、私にその水を渡らせると、水はひざに達した。
彼がさらに一千キュビトを測り、私を渡らせると、水は腰に達した。
彼がさらに一千キュビトを測ると、渡ることのできない川となった。
水かさは増し、泳げるほどの水となり、渡ることのできない川となった。
彼は私に、「人の子よ。あなたはこれを見たか。」と言って、
私を川の岸に沿って連れ帰った。
私が帰って来て見ると、川の両岸に非常に多くの木があった。
彼は私に言った。「この水は東の地域に流れ、アラバに下り、海にはいる。
海に注ぎ込むとそこの水は良くなる。
この川が流れて行く所はどこででも、
そこに群がるあらゆる生物は生き、非常に多くの魚がいるようになる。
この水がはいると、そこの水が良くなるからである。
この川がはいる所では、すべてのものが生きる。
漁師たちはそのほとりに住みつき、
エン・ゲディからエン・エグライムまで網を引く場所となる。
そこの魚は大海の魚のように種類も数も非常に多くなる。
しかし、その沢と沼とはその水が良くならないで、塩のままで残る。
川のほとり、その両岸には、あらゆる果樹が生長し、その葉も枯れず、
実も絶えることがなく、毎月、新しい実をつける。
その水が聖所から流れ出ているからである。その実は食物となり、その葉は薬となる。

(エゼキエル47章1〜12節)

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預言者エゼキエルは幻の中で、
この世界が滅んだ後にやってくる千年王国の時代に起る出来事を見させられました。
その時には神様のみ座から活ける水が流れ出て大きな流れとなり、
その川の流れのほとりには青々と茂った木々と種のなる木々が育ち、
各種の魚が住み、水が清められすべての生き物が生き生きとしていたとありました。
この驚くべきすべてに生き物に命を与え
豊かな生き方を提供する川は千年王国ばかりでなく
イエス様を信じる者、又神様の言葉を信じる者の中にも流れでてくるものなのです。
イエス様もヨハネ7:37・38で言われました。
これはどんなに人生に疲れた人であろうが、乾いた人生であっても、
祝福が流れる人生に、神様は変えてくださるということなのです。
ではどうしたら祝福の川が流れるようになるのでしょうか。
ヨハネ14:23に、神様が私たちと共におられるなら活ける川が、
流れ出る源なる神様のみ坐が私たちの中にあるのです。
ではイエス様を信じない人間の中には何があるかと言えば、
この世のすべての権力を司る悪魔がいるのです。
悪魔は人間の人生を盗み殺し滅ぼそうと働き、
苦しみ罪によって人生を破壊する悪魔がいるのです。
しかし、イエス様を信じる者の中には神様のみ座があり、
その右にはイエス様がおられ、聖霊様が活ける水となって流れ出ておられるのです。
ですから私たちが賛美する時、神様のみ座が現れ、活ける川が流れ出るようになるのです。
詩編22編3節「イスラエルが賛美するとみ座が現れ、
そこに神様が坐されるという意味があります。
黙示22編1・2節これは千年王国ばかりでなく、
その後にやってくる天のみ国においても神様から流れる活ける水のことを言います。
Tコリント6:19「聖霊様の宮」。神様は遠くにおられる神様ではなく
今日私たちの内に住み人生の真只中におられる神様なのです。
イエス様は「人の子が来たのは人々に命を与えそれを豊かに保つために来た」
と言われました。
私の人生に神様のみ座があるなら、
必ずその内から活ける水が流れ出るようになるのです。

 

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