ヨセフは彼らに言った。「どうか私の見たこの夢を聞いてください。
見ると、私たちは畑で束をたばねていました。
すると突然、私の束が立ち上がり、しかもまっすぐに立っているのです。
見ると、あなたがたの束が回りに来て、私の束におじぎをしました。」
兄たちは彼に言った。
「おまえは私たちを治める王になろうとするのか。私たちを支配しようとでも言うのか。」
こうして彼らは、夢のことや、ことばのことで、彼をますます憎むようになった。
ヨセフはまた、ほかの夢を見て、それを兄たちに話した。
彼は、「また、私は夢を見ましたよ。
見ると、太陽と月と十一の星が私を伏し拝んでいるのです。」と言った。