夕方になったころ、舟は湖の真中に出ており、イエスだけが陸地におられた。
イエスは、弟子たちが、向かい風のために漕ぎあぐねているのをご覧になり、
夜中の三時ごろ、湖の上を歩いて、彼らに近づいて行かれたが、
そのままそばを通り過ぎようとのおつもりであった。
しかし、弟子たちは、イエスが湖の上を歩いておられるのを見て、
幽霊だと思い、叫び声をあげた。
というのは、みなイエスを見ておびえてしまったからである。
しかし、イエスはすぐに彼らに話しかけ、
「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない。」と言われた。
そして舟に乗り込まれると、風がやんだ。彼らの心中の驚きは非常なものであった。
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(マルコ 6章47〜51節)
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イエス様はパンの奇跡の後に一人で祈るために山に登って行かれました。
弟子達はカペナウムにいくために船に乗りこんだのでした。
途中大きな嵐のために前進できません。
弟子達は自分達の力でこの状況を乗り切ろうとしたのでした。
しかし人の力ではこの嵐は乗り切るこが出来ません。彼らは死の恐怖も感じるほどでした。
その時船に近かずいてくる人がいたのでした。
弟子達はその人影を幽霊だと思い叫び声を上げるほどでした。
でもその人影はイエス様だったのです。
イエス様は「私である、恐れることはない」と言って乗り込むと嵐は治まり彼らはカペナウムに着く事ができたのでした。
今日私たちの人生にやってくる多くの恐れを支配する方法を学んでいきましょう。
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1. |
神様はこの世の主権者です |
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私たちは自分の事に対しては信仰を持てるのですが、
周りの人を指してあの人はダメですと言ってしまいます。
でも意外に他の人のほうが素直なことが多いものです。
かつてのモーゼは私はダメですと言って神様の命令に逆らいました。
しかし神様は働くものは私であるとモーゼを説得されました。
神様は今日も主権者として私たちの内に働いておられるのです。
① |
被造物に対しても
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② |
歴史に対しても、私達人間が逆らえないものの一つは時間です。
でも時を創造し導いておられる神様は全能です。
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③ |
人生そのものを祝福に変化される。
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2. |
神様の祝福を信じる |
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御子イエス様を与えた神様は万物をも与えるのです。
① |
病気から救われる
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② |
貧しさから救ってくださる
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③ |
呪いから救ってくださる
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④ |
永遠の死から救ってくださる
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3. |
神様の愛を信じる |
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イエス様の十字架に神様の愛を感じることが出来るのです。
もし自分の子を与える事ができるなら愛を信じることができている証拠です。
アブラハムはその子のイサクをモリヤの山で燔祭として捧げたのです。
命をかけて愛した神様を命を懸けて愛するのです。
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