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● 2018年1月21日 「ゲッセマネ」
 

そして、賛美の歌を歌ってから、みなオリーブ山へ出かけて行った。
そのとき、イエスは弟子たちに言われた。
「あなたがたはみな、今夜、わたしのゆえにつまずきます。
『わたしが羊飼いを打つ。すると、羊の群れは散り散りになる。』と書いてあるからです。
しかしわたしは、よみがえってから、あなたがたより先に、ガリラヤへ行きます。」
すると、ペテロがイエスに答えて言った。
「たとい全部の者があなたのゆえにつまずいても、私は決してつまずきません。」
イエスは彼に言われた。
「まことに、あなたに告げます。
今夜、鶏が鳴く前に、あなたは三度、わたしを知らないと言います。」
ペテロは言った。「たとい、ごいっしょに死ななければならないとしても、
私は、あなたを知らないなどとは決して申しません。」弟子たちはみなそう言った。
それからイエスは弟子たちといっしょにゲツセマネという所に来て、彼らに言われた。
「わたしがあそこに行って祈っている間、ここにすわっていなさい。」
それから、ペテロとゼベダイの子ふたりとをいっしょに連れて行かれたが、
イエスは悲しみもだえ始められた。
そのとき、イエスは彼らに言われた。
「わたしは悲しみのあまり死ぬほどです。
ここを離れないで、わたしといっしょに目をさましていなさい。」
それから、イエスは少し進んで行って、ひれ伏して祈って言われた。
「わが父よ。できますならば、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。
しかし、わたしの願うようにではなく、あなたのみこころのように、なさってください。」
それから、イエスは弟子たちのところに戻って来て、彼らの眠っているのを見つけ、
ペテロに言われた。
「あなたがたは、そんなに、一時間でも、
わたしといっしょに目をさましていることができなかったのか。
誘惑に陥らないように、目をさまして、祈っていなさい。
心は燃えていても、肉体は弱いのです。」
イエスは二度目に離れて行き、祈って言われた。
「わが父よ。どうしても飲まずには済まされぬ杯でしたら、
どうぞみこころのとおりをなさってください。」
イエスが戻って来て、ご覧になると、彼らはまたも眠っていた。
目をあけていることができなかったのである。
イエスは、またも彼らを置いて行かれ、もう一度同じことをくり返して三度目の祈りをされた。それから、イエスは弟子たちのところに来て言われた。
「まだ眠って休んでいるのですか。見なさい。時が来ました。
人の子は罪人たちの手に渡されるのです。
立ちなさい。さあ、行くのです。見なさい。わたしを裏切る者が近づきました。」

(マタイ 26章30〜46節)

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イエス様は過越しの食事を終えられた後に詩篇を讃美しながら街に出て行かれた。
町は家々の明かりがついており、過越しの食事をする家や、真夜中に開く神殿に礼拝するために身支度を整える最中であったりしていました。
にぎやかな町を過ぎ北の門を出ると都の東を流れるケデロンの谷川に出ます。
過ぎ越しのいけにえの血で川の水はどす黒く濁っていました。
そこを渡ってダラダラと登ったところの右側にうっそうと木々の茂ったところがありました。
そこがゲッセマネと言われるイエス様が十字架の祈りをされた所でした。
その食事の時か歩きながらか定かではありませんが、イエス様はあなた方は今夜私に躓くと語られました。
ゼカリヤの預言で神様は羊を打つ、そして羊の群れは散るが私は蘇り先にガリラヤに行くと言われました。
使徒のユダばかりでなく弟子達みんなが躓くであろうと預言されたのでした。
するとペテロはどんなことがあっても私はついて行くと反論するのでした。
しかしのちにはニワトリが啼くまでに3度もイエス様を知らないと言うのでした。
なぜ弟子達は躓いたのでしょうか。
 

1. み言葉に対する不感症
 
み言葉が自分に語られたと感じないことが原因でした。
今日のクリスチャンに対する警告です。
 
立ち直らせるというイエス様の言葉が自分の事とは思わなかった。
自分の力で頑張って来たと勘違いしている。
 
2. この信仰の緩みが原因
  信仰の緩みはゲッセマネの居眠りとなって現れる。
肝心な時に祈って過ごせなかったこの問題を解決するには。
 
イエス様と共にいることです。
イエス様の悲しみ・喜びを自分のもののように感じることが必要です。
 
誘惑に陥らないように気を付ける。
サタンはペテロを誘惑することを赦された。当然私達を誘惑してくるのです。
 
3. イエス様はどう祈ったか激しい苦しみの中で取り除いてくださいと祈った。
  しかし御心なら従いますと、いつも神様の御心の中に委ねておられた。
自分の願いを持っているだけのクリスチャンになってはいけないのです。
 
4. 聖霊様による力強いクリスチャン
  聖霊様に助けていただかなければなれない。
 
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