だが、これらの日の苦難に続いてすぐに、
太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は天から落ち、天の万象は揺り動かされます。
そのとき、人の子のしるしが天に現われます。
すると、地上のあらゆる種族は、悲しみながら、
人の子が大能と輝かしい栄光を帯びて天の雲に乗って来るのを見るのです。
人の子は大きなラッパの響きとともに、御使いたちを遣わします。
すると御使いたちは、天の果てから果てまで、四方からその選びの民を集めます。
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(マタイ 24章29〜31節)
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イエス様は14節でこの御国の福音はすべての民に対して
証をするために全世界にのべ伝えられるであろうと預言されました。
すなわち週末は福音宣教のただ中にあって超自然的に訪れるというのです。
その時に起こる艱難の後たちまち終末はやってくると言われました。
多くの聖徒たちも艱難は通過しなければならないことを言っています。
しかしこの艱難は選民のためには時を短くさせられる、でもたちまちやってくるのです。
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1. |
この患難は宇宙的な規模でやってきます |
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ペテロは万物更新と言う言葉を用い、戦争と戦争の噂を聞くであろう。
それは起きなければならないことでまだ終わりではないのです。
飢饉と地震の前兆を聞いたとしても生みの苦しみであって始めなのです。
これらは29節の天体の異変が起こるのです。日と月と星はその光を失うのです。
神様は日と月と星によってこの世の権力を示し創造されました。
それはヨセフは日と月と星が自分を礼拝する幻で
すべてのものが自分に平伏すことを知りました。
他の聖書でも天体の動きで国の興亡を知ることが記述されています。
ですから、戦争と戦争の噂などが陣痛の苦しみなら世のあらゆる権力と権勢の始めである日と月と星の失墜がまず起こるのです。
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2. |
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星が落ちると表現されていますが、これは廃れる、尽きるという意味で、役に立たなくなると言うことです。
また取り除かれるのです。ヘブル書では震われないものが存続されるために他のものは震われ除かれるのです。
この世では改革や改善が叫ばれていますが結局のところ罪によって構築されたこの世界は万物更新されなくてはならないのです。
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3. |
キリストの再臨 |
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輝くものが除かれた暗闇の世界に神の栄光に輝くイエス様が再臨されるのです。
この人の子と言う表現はダニエル書から来るもので7章初めに4つの獣で
この地上の国を表現した後に人の子・メシヤがやってくると言ったことにあります。
・・・・・・・・・・・・続く
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