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● 2017年9月3日 「ラザロは蘇った」
 

さて、ある人が病気にかかっていた。
ラザロといって、マリヤとその姉妹マルタとの村の出で、ベタニヤの人であった。
このマリヤは、主に香油を塗り、髪の毛でその足をぬぐったマリヤであって、
彼女の兄弟ラザロが病んでいたのである。
そこで姉妹たちは、イエスのところに使いを送って、言った。
「主よ。ご覧ください。あなたが愛しておられる者が病気です。」
イエスはこれを聞いて、言われた。
「この病気は死で終わるだけのものではなく、神の栄光のためのものです。
神の子がそれによって栄光を受けるためです。」
イエスはマルタとその姉妹とラザロとを愛しておられた。
そのようなわけで、イエスは、ラザロが病んでいることを聞かれたときも、
そのおられた所になお二日とどまられた。
その後、イエスは、「もう一度ユダヤに行こう。」と弟子たちに言われた。
弟子たちはイエスに言った。
「先生。たった今ユダヤ人たちが、あなたを石打ちにしようとしていたのに、
またそこにおいでになるのですか。」
イエスは答えられた。
「昼間は十二時間あるでしょう。だれでも、昼間歩けば、つまずくことはありません。
この世の光を見ているからです。」
しかし、夜歩けばつまずきます。光がその人のうちにないからです。」
イエスは、このように話され、それから、弟子たちに言われた。
「わたしたちの友ラザロは眠っています。
しかし、わたしは彼を眠りからさましに行くのです。」
そこで弟子たちはイエスに言った。「主よ。眠っているのなら、彼は助かるでしょう。」
しかし、イエスは、ラザロの死のことを言われたのである。
だが、彼らは眠った状態のことを言われたものと思った。
そこで、イエスはそのとき、はっきりと彼らに言われた。「ラザロは死んだのです。

(ヨハネ 11章1〜14節)

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エルサレムから3K程離れたところにベタニアという村があり、
その所にラザロ・マリア・マルタという兄弟が住んでいました。
この兄弟たちはイエス様がエルサレムに出かけるときには
必ず立ち寄るところで大変親しく交流をされていた兄弟たちでした。
ある時ラザロは大変重い病気にかかりなくなってしまったのです。
その時に為された死をも超越したイエス様の奇跡の出来事の話であります。
1. ユダヤの葬儀は
 

ユダヤでは日本と違い死後すぐに墓に葬るという習慣で、
アナニアとサッピラの時もすぐに運びだされました。
次に墓に葬った後に喪の時が始まり大きな嘆きの時となります。
この最初の3日間は嘆き4日目には死人として扱うのでした。
この7日間を含めて30日間は散髪もプレスした服も着ることを避けるのでした。
この4日目にイエス様が来られた事は死人を蘇らせるイエス様が強調されています。
また屍を墓に葬るときには女性が先頭に立って進むのです。
家ではすべての家具をひっくり返し、
墓から戻った女性は家の中で地べたに座って泣くのでした。

2. 彼女たちの信仰
  彼女たちはともにイエス様に対する信仰は完璧でした。
イエス様はラザロのどんな病を癒すことができ
又死者を蘇らせることができると信じていました。
イエス様が願うなら神様はどんなことでも聞いてくださると告白しています。
イエス様が貴方の兄弟ラザロは蘇りますと言えば信じますと答えています。
でも現実に起こるとは信じられなかったのです。
3. イエス様は挑戦する者を求めている
  イエス様はマルタ達にあなたの信じていることを
行動に移すことを求めておられるのです。
私は命です。信じる者は生きる。
肉の働きに死に、キリストの命に生きるなら。ラザロは蘇ったのでした。
 
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