ただし、わたしのしもべカレブは、ほかの者と違った心を持っていて、
わたしに従い通したので、わたしは彼が行って来た地に彼を導き入れる。
彼の子孫はその地を所有するようになる。
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(民数記 14章24節)
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私たちの神様はご自身の祝福を私たちのためにあらかじめ準備される方であります。
昔エジプトの地で430年間奴隷であったイスラエルの民のために
乳と蜜の流れるカナンの地を準備されその地に導かれました。
今日、私たちも神様の選びの民です。
神様がその昔エルサレムを選ばれたように、
私たちをあらかじめ知って選び御子の形に似る者となるように予定された、
選ばれた霊的な選民なのです。
ですからイスラエルを祝福された神様は私たちのためにも祝福を準備されるのです。
そして神様の祝福はいつも人が想像できないものばかりです。
その祝福に与かるためにはどうすれば良いのでしょうか。
モーセに導かれたイスラエルの民はカナンの地にやって来ましたが、
ヨシュアとカレブ以外誰も約束の地に入ることができなかったのです。
なぜでしょうか。
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1. |
信仰の眼を持つ |
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カナンの地を12人の斥候が40日40夜巡ってきた時、
10人のものが見たものヨシュアとカレブの見たものが全く違ったのでした。
10人は否定的な報告をしてイスラエルの人々は落胆しました。
しかしヨシュアとカレブは神様の準備した地は良い地だと報告したのでした、
常に悲観的で否定的な心を持つ人は神様の祝福に与かれないのです。
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2. |
環境に恐れなかった |
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人々は人生にいろいろな夢を描きます。
でも多くの人はその夢に踏み出そうとはしないのです。
それは現在の安定した平和な生活を飛び出し未知の世界に行く、
冒険することへの恐れが留めるのです。
人の物差しで人生を生きる人は
神様の準備された偉大な人生を歩むことはできないのです。
10人の斥候は人のもの差しで、人の経験と理性で報告をしたのでした。
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3. |
逆境に対する態度 |
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イスラエルの人々は10人の否定的な報告を聞き落胆と絶望、不平とつぶやきでした。
しかしヨシュアとカレブは神様がともにおられるので出来ると報告をしています。
どんなことが起こっても神様に信頼し、
積極的に捉える者が神様の祝福に与かれるのです。
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