TOP
 

● 2016年12月11日 「悪魔の誘惑」
 

さて、イエスは、悪魔の試みを受けるため、御霊に導かれて荒野に上って行かれた。
そして、四十日四十夜断食したあとで、空腹を覚えられた。
すると、試みる者が近づいて来て言った。
「あなたが神の子なら、この石がパンになるように、命じなさい。」
イエスは答えて言われた。
「『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる。』
と書いてある。」
すると、悪魔はイエスを聖なる都に連れて行き、神殿の頂に立たせて、
言った。「あなたが神の子なら、下に身を投げてみなさい。
『神は御使いたちに命じて、その手にあなたをささえさせ、
あなたの足が石に打ち当たることのないようにされる。』と書いてありますから。」
イエスは言われた。「『あなたの神である主を試みてはならない。』とも書いてある。」
今度は悪魔は、イエスを非常に高い山に連れて行き、
この世のすべての国々とその栄華を見せて、言った。
「もしひれ伏して私を拝むなら、これを全部あなたに差し上げましょう。」
イエスは言われた。
「引き下がれ、サタン。『あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えよ。』と書いてある。」
すると悪魔はイエスを離れて行き、見よ、御使いたちが近づいて来て仕えた。

(マタイ 4章1〜11節)

右のボタンを押すと、音声メッセージが流れます。
 

今日のみ言葉はイエスの荒野の誘惑と言われる所です。
イエス様が誘惑されたのは心の中の邪念や欲望・煩悩の類ではなく、
誘惑する者として悪魔の存在を扱っています。
 

1. 悪魔とはどんな存在なのか
 

悪魔は天使たちと同じ体を持たない純粋な霊であり、堕落した御使いです。
堕落した御使いですから大きさも、姿も、重さもなく時間制限にもされない存在です。
その働きは人が幸せになりたいと願えば不幸をもたらし、
人が義に生き、愛と善に生きようと願えば悪をもたらして攻撃してくるのです。
 

2. なぜイエス様を誘惑したのか
  イエス様が十字架によって人類の罪を贖うことを阻止しようとしたのです。
十字架によって悪魔は滅ぼされ、人類から死と罪が除かれるからです。
この誘惑にイエス様は勝利されたのでした。
この勝利はクリスチャンなら誰でもが勝利できるものでした。
それはただ神様のみ言葉に頼り力を得ることでした。
 
3. 悪魔の持ってきた誘惑とは
 
石をパンに変える誘惑でした。
これはイスラエルの民が荒野で誘惑されたときに
神様がマナと肉を持って養われた時のみ言葉でした。
神様のみ言葉に従うことが真の命を得る秘訣なのです。
食物に命を宿らせるものは神様なのです。
 

第2の誘惑は第1の誘惑に神様のみ言葉に従うことが第1というなら、
み言葉にあるように飛び降りたら
神様が助けてくださることを試すように誘惑しました。
しかし神様を試みる事は罪なのです。
神様を信じないものは疑い試そうとするものなのです。
 

最後の誘惑は礼拝することについてでした。
悪魔は神様の業をしてもよいが、私と手を組まないかという提案でした。
より頼まないという提案なのです
クリスチャンは神様のみに信頼をもって生きるものですが、
悪魔はいろんな方法をもって世と妥協するように誘惑してくるのです。
イエス様は人となって同じ弱さを持ち、同じような誘惑を受けられました。
しかし神様を信じる信仰によってすべての誘惑に打ち勝って
人の先駆けとなって勝利してくださったのです。
 
Copyright (c) Osaka Christ Glory Church. All Rights Reserved.