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● 2016年11月20日 「火をもって答える神」
 

エリヤが民全体に、「私のそばに近寄りなさい。」と言ったので、民はみな彼に近寄った。
それから、彼はこわれていた主の祭壇を建て直した。
エリヤは、主がかつて、「あなたの名はイスラエルとなる。」
と言われたヤコブの子らの部族の数にしたがって十二の石を取った。
その石で彼は主の名によって一つの祭壇を築き、
その祭壇の回りに、二セアの種を入れるほどのみぞを掘った。
ついで彼は、たきぎを並べ、一頭の雄牛を切り裂き、それをたきぎの上に載せ、
「四つのかめに水を満たし、この全焼のいけにえと、このたきぎの上に注げ。」と命じた。
ついで「それを二度せよ。」と言ったので、彼らは二度そうした。
そのうえに、彼は、「三度せよ。」と言ったので、彼らは三度そうした。
水は祭壇の回りに流れ出した。
彼はみぞにも水を満たした。
ささげ物をささげるころになると、預言者エリヤは進み出て言った。
「アブラハム、イサク、イスラエルの神、主よ。
あなたがイスラエルにおいて神であり、私があなたのしもべであり、
あなたのみことばによって私がこれらのすべての事を行なったということが、
きょう、明らかになりますように。
私に答えてください。主よ。
私に答えてください。
この民が、あなたこそ、主よ、神であり、
あなたが彼らの心を翻してくださることを知るようにしてください。」
すると、主の火が降って来て、全焼のいけにえと、たきぎと、石と、ちりとを焼き尽くし、
みぞの水もなめ尽くしてしまった。
民はみな、これを見て、ひれ伏し、「主こそ神です。主こそ神です。」と言った。

(T列王記 18章30〜39節)

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エリヤは旧約時代の偉大な預言者の一人です。
彼の祈りによって3年6ケ月雨がユダヤに降りませんでした。
雨が降らなかったので全てが渇き、川や池も干上がってしまいました。
動物たちばかりでなく人も死んでしまうほど悲惨な状況でした。
この時に雨を降らせるという使命を神様から受けたエリヤは
カルメル山でアハブ王とバアルとアシュラの預言者達を打ち破って、
民に真の神様に立ち返らせたのでした。
私たちもこの世を生きるうえに奇跡を起こしていただかなくてはならない時があります。
神様の奇跡の秘訣を学んでいきましょう。

1. エリヤは神様の言葉を持っていた
 

エリヤは勝手に行動したわけではありません、
ザレパテの女の所で2年養われ3年目に神様の言葉が与えられたのです。
自分を殺そうとしているアハブ王のもとに行き神様の言葉を伝えなくてはなりません。
神様の言葉がなくては偉大ことはできないものです。
神様の言葉が私たちの内に宿るならなんでもできるのです。
神様の言葉に逆らうことが禍の原因なのです。
 

2. 行動を伴う信仰
 

エリヤの信仰は行動が伴うものでした。
神様の言葉が語られても多くの人々は信仰の歩みをしません。
行動が伴わない時神様の奇跡は起こらないのです。
そして彼の信仰は大胆でした、
アハブ王がエリヤを謗っても神様の名によって非難しています。
そして民の前で偽預言者たちと対決することを提案したのです。
 

3. 奇跡を生む秘訣
  彼は祭壇を築きその祭壇に火を持って答える神様が真の神であると証明したのでした。

神様と出会う祭壇を築くのです
 

御言葉の祭壇で
 

聖い生活の祭壇を築く
最後にその祭壇に自らを捧げた信仰生活をして
火をもって答える神様を待ち望むのです。
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