主は、エジプトの国でモーセとアロンに仰せられた。
「この月をあなたがたの月の始まりとし、これをあなたがたの年の最初の月とせよ。
イスラエルの全会衆に告げて言え。
この月の十日に、おのおのその父祖の家ごとに、
羊一頭を、すなわち、家族ごとに羊一頭を用意しなさい。
もし家族が羊一頭の分より少ないなら、その人はその家のすぐ隣の人と、
人数に応じて一頭を取り、めいめいが食べる分量に応じて、
その羊を分けなければならない。
あなたがたの羊は傷のない一歳の雄でなければならない。
それを子羊かやぎのうちから取らなければならない。
あなたがたはこの月の十四日までそれをよく見守る。
そしてイスラエルの民の全集会は集まって、夕暮れにそれをほふり、
その血を取り、羊を食べる家々の二本の門柱と、かもいに、それをつける。
その夜、その肉を食べる。
すなわち、それを火に焼いて、種を入れないパンと苦菜を添えて食べなければならない。
それを、生のままで、または、水で煮て食べてはならない。
その頭も足も内臓も火で焼かなければならない。
それを朝まで残してはならない。
朝まで残ったものは、火で焼かなければならない。
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(出エジプト 12章1〜10節)
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神様はモーゼにエジプトにいる
神様の民であるヘブライの民を解放するように命じられました。
そしてモーゼに命じてイスラエルの各家庭毎に子羊を屠り、
その血を鴨居と門柱に塗るように命じられました。
神様の裁きの時エジプトの各家庭の長子は打たれたのですが、
血を塗られたイスラエルの家には禍は過越していきました。
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1. |
この血はイエス様の血です |
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バプテスマのヨハネもイエス様を見て「世の罪を取り除く神の小羊」と呼びました。
イエス様の血を私たちの良心の門柱に塗るのです。
① |
イエス様の血がなければ罪の赦しはないのです。
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② |
サタンの攻撃を防ぐ唯一のものです。
このイエス様の血は神様の賜物なのです。
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2. |
子羊の肉を食する |
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小羊の肉を火で焼いて種入れないパンと苦菜を食べるように言われました。
そして肉も頭も内臓も火で焼き食するように命じられたのです。
これはイエス様の十字架で裂かれた肉体を意味し、
イエス様も私を食する者は永遠の命を得ると言われました。
具体的には神様の言葉を信じ従うときイエス様の命を食することになるのです。
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3. |
イエス様を食するときの恵み |
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① |
私たちが清められるのです。
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② |
御言葉は私たちを癒す。
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③ |
御言葉は知恵を生み出す。 |
④ |
御言葉は神様の子としてくださる。 |
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4. |
雲に柱と火の柱 |
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イスラエルの民が荒野に出るとすぐに火の柱と雲の柱が現れ彼らを導いたのです。
この柱はカナンの地まで彼らを導いたのでした。
これはイエス様を信じるときに宿られる聖霊様を示しているのです。
聖霊様は私たちを神様の御国に導き、人生と共に歩み導いてくださるのです。
イスラエルの民が祝福の中に歩んだように
私たちも奇跡の内に歩むことができるのです。
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