イエスが、ヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになったとき、
見よ、東方の博士たちがエルサレムにやって来て、こう言った。
「ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおいでになりますか。
私たちは、東のほうでその方の星を見たので、拝みにまいりました。」
それを聞いて、ヘロデ王は恐れ惑った。エルサレム中の人も王と同様であった。
そこで、王は、民の祭司長たち、学者たちをみな集めて、キリストはどこで
生まれるのかと問いただした。
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(マタイ 2章1〜4節)
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イエス様はガリラヤのベツレヘムで誕生されました。
人々はガリラヤの地を軽蔑していましたし、ナザレに住んだイエス様をナザレ人として軽視していたのでした。
しかし神様はメシヤ・キリストはダビデの子孫から、ガリラヤからまたナザレ人と呼ばれると預言されていました。
多くの人々が東方の博士たちのエルサレム訪問でユダヤの王の誕生を知ったのです。
このことを喜んだ人々や当惑したりした人々を見ることができます。
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1. |
敵対するヘロデ |
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ヘロデ王はこのことを知り露わに敵対心を持ちました。
それはヘロデ王はエドム人でありイスラエルのカナン侵入の時の原住民の子孫でした。
カナン平定までイスラエルの敵であったのでした。
ですからユダヤの王が誕生したと聞きベツレヘムの2歳以下のこどもを殺害したのでした。
人の中に神様に対するゆえない反発をする人を見ます。
又神様に近かずくことで罪が内に騒ぎ反発をする人を見ます。
この世にイエス様に反発する人をこの時に見ます。
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2. |
イスラエル人の反応 |
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イスラエル人、特にエルサレムの人々はメシヤの誕生を知っても当惑するだけでした。
最後に自ら訴えることで十字架につけてしまったのです。
ご自分の国に来たのに、誰も受け入れなかったのでした。
一番質の悪い人々が彼らだったのです。
信じていても神様に従いきれない人、自分の思いや考えに固守する人々です。
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3. |
東方の博士たち |
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彼らはバビロニアからメシヤを求めてやってきました。
多くの時間労力をかけて、更に黄金・没薬・乳香を持ってやってきたのです。
ただメシヤを礼拝するためにやってきたのでした。
この一途な信仰心を私たちも見習わなくてはなりません。
神様は御心にかなう人を探しておられます、見出すなら王なる神様がともに人生を祝福して歩んでくださるのです。
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