こういうわけで、今は、キリスト・イエスにある者が罪に定められることは 決してありません。 なぜなら、キリスト・イエスにある、いのちの御霊の原理が、罪と死の原理から、 あなたを解放したからです。 肉によって無力になったため、律法にはできなくなっていることを、 神はしてくださいました。 神はご自分の御子を、罪のために、罪深い肉と同じような形でお遣わしになり、 肉において罪を処罰されたのです。 それは、肉に従って歩まず、御霊に従って歩む私たちの中に、律法の要求が 全うされるためなのです。
ローマ書は大きく分けて二つの部分から成り立っています。 1−11章がキリスト教の教理であり、12章からはクリスチャンの生活に対するパウロの教えになっています。 この中でも8章はパウロ神学の郷里の集大成となっています。