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● 2015年11月22日 「御霊によって歩む」
 

こういうわけで、今は、キリスト・イエスにある者が罪に定められることは
決してありません。
なぜなら、キリスト・イエスにある、いのちの御霊の原理が、罪と死の原理から、
あなたを解放したからです。
肉によって無力になったため、律法にはできなくなっていることを、
神はしてくださいました。
神はご自分の御子を、罪のために、罪深い肉と同じような形でお遣わしになり、
肉において罪を処罰されたのです。
それは、肉に従って歩まず、御霊に従って歩む私たちの中に、律法の要求が
全うされるためなのです。

(ローマ 8章1〜4節)

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ローマ書は大きく分けて二つの部分から成り立っています。
1−11章がキリスト教の教理であり、12章からはクリスチャンの生活に対するパウロの教えになっています。
この中でも8章はパウロ神学の郷里の集大成となっています。
 

1. 今となってはで始まる8章ですが7章ではパウロは自分の弱さを嘆 いています。
この7章は挿入されたのではなく、人の持つ罪の働きに対して今となってはと救いを展開するのです。
8章は罪に弱い私が今はこうなったということを強調して聖霊様の救いを語るのです。
 
2. その内容は2節から始まるのです。
7章の罪と死の法則は、御霊の命の法則によって解放されたということです。
キリストにある者は罪に定められることはない。とは法廷用語であって身分を現す言葉です。
33・34節のあなたは義である。と宣言された身分を現す言葉です。
法則は必ず実現するように、罪の法則は私たちを死に確実に導くように御霊の法則は命に導くのです。
 
3. 御霊は何を実現させてくださるのでしょうか。
神様の永遠の命を実現させるのです。
ですから私たちは御霊の法則の中に生きなくてはなりません。
その時に私たちの知性ではなく、御霊の法則に従った者らしく神様に唯感謝をして従うのです。
パウロはこの恵みに生きる者はただ感謝に生きることだと強調しておられるのです。
 
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