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● 2015年8月23日 「エリヤの祭壇」
 

エリヤが民全体に、「私のそばに近寄りなさい。」と言ったので、民はみな彼に近寄った。
それから、彼はこわれていた主の祭壇を建て直した。
エリヤは、主がかつて、「あなたの名はイスラエルとなる。」と言われたヤコブの子らの
部族の数にしたがって十二の石を取った。
その石で彼は主の名によって一つの祭壇を築き、その祭壇の回りに、二セアの種を
入れるほどのみぞを掘った。
ついで彼は、たきぎを並べ、一頭の雄牛を切り裂き、それをたきぎの上に載せ、
「四つのかめに水を満たし、この全焼のいけにえと、このたきぎの上に注げ。」
と命じた。
ついで「それを二度せよ。」と言ったので、彼らは二度そうした。
そのうえに、彼は、「三度せよ。」と言ったので、彼らは三度そうした。
水は祭壇の回りに流れ出した。
彼はみぞにも水を満たした。
ささげ物をささげるころになると、預言者エリヤは進み出て言った。
「アブラハム、イサク、イスラエルの神、主よ。あなたがイスラエルにおいて神であり、
私があなたのしもべであり、あなたのみことばによって私がこれらのすべての事を
行なったということが、きょう、明らかになりますように。
私に答えてください。主よ。私に答えてください。
この民が、あなたこそ、主よ、神であり、あなたが彼らの心を翻してくださることを
知るようにしてください。」
すると、主の火が降って来て、全焼のいけにえと、たきぎと、石と、ちりとを焼き尽くし、
みぞの水もなめ尽くしてしまった。
民はみな、これを見て、ひれ伏し、「主こそ神です。主こそ神です。」と言った。

(T列王記 18章30〜39節)

旧約の預言者エリヤは普通の人でしたが祈ると3年6ケ月イスラエルに雨が降りませんでした。
このためにイスラエルの川やすべてのものが干上がり、死ぬ人も出るほどでした。
神様はイスラエルの人々を悔い改めさせるためにエリヤをアハブ王のもとに送り、カルメル山で祭壇を築かせアシュラが神なのか、イスラエルの神が真の神様なのか争わせました。
この戦いに神様は祭壇に火を持って答えイスラエルは悔い改めたのです。
私たちの信仰の人生にも火を持って答えていただかなくてはならないことがやってきます。
奇跡を必要とするときがあるのです。どうすればエリヤのような奇跡を体験できるのでしょうか。
 

1. エリヤは神様の言葉を受けていた
 

人はどんなことでも神様は聞いてくださると思うのですが、御心にかなうことが実現するのです。
自分のきままな願いではなく神様の言葉を受けなくてはいけません。
神様がお言葉を持って答えてくださっているなら奇跡は私たちのものです。
 

2. エリヤは行動の人でした
  神様の言葉受けたエリヤはすぐにアハブ王のもとに出かけました。
祝福を受ける人とは行動の人です。
すべきことがわかっていながら迷う人は神様に愛されません。
アブラハム、モーゼ然りです。神様の祝福の時は信仰によって歩むその時です
 
3. 祭壇を築き神様の火を待つ
a. アハブ王とバアル・アシュラの預言者とイスラエルの群衆の前で、彼らを責めるほどの勇気をエリヤは持っていました。
恐れはなく大胆であったのは、神様の前ですでに勝利を確信していたからです。
神様は万事を益に変えられます。
また信じる者は圧倒的な勝利が約束されています。
 
b.

祭壇に水をなみなみと注ぎました。
これはその当時には特に命に勝るものでした。
エリヤは命を惜しまず、この戦いに自分の命を懸けて神様を信頼していた証でありました。
 

4. 祭壇に自らを捧げる
神様の信仰に自分自身を委ねきった。
生死を委ねた信仰を神様は求めておられます。
なぜなら神様はご自分の命を懸けて人を愛されたからです。
誰か命をかけて私に近かずく者がいるだろうかと。
 
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