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● 2015年7月19日 「嵐を静めるイエス様」
 

イエスが舟にお乗りになると、弟子たちも従った。
すると、見よ、湖に大暴風が起こって、舟は大波をかぶった。
ところが、イエスは眠っておられた。
弟子たちはイエスのみもとに来て、イエスを起こして言った。
 「主よ。助けてください。私たちはおぼれそうです。」
イエスは言われた。
 「なぜこわがるのか、信仰の薄い者たちだ。」
それから、起き上がって、風と湖をしかりつけられると、大なぎになった。
人々は驚いてこう言った。
 「風や湖までが言うことをきくとは、いったいこの方はどういう方なのだろう。」

(マタイ 8章23〜27節)

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イエス様は弟子たちに命じてガリラヤ湖に船出されました。
このガリラヤ湖は海よりも低く周りを山で囲まれた地形なので突然嵐が起こったりするので地元の漁師たちも気を付けて漁をするのでした。
このガリラヤ湖に出てすぐにイエス様は熟睡され、その湖に嵐が起こったのでした。
弟子たちは死にそうになりイエス様を起こし助けを求めたのです。
イエス様は嵐で騒ぐ弟子たちを叱って嵐を鎮められました。
この話はイエス様が弟子たちの信仰を試したのではと言われますが、そんな意地悪なことをされることはありません。
 

1. イエス様は熟睡された
 

イエス様は伝道の疲れがでたのでしょうか。
すぐに眠られたとあります。このイエス様は人の弱さを理解し同情されることができる方なのです。
神様は人の弱さを理解されませんでした。
それで律法を持って人を救おうとされました。
律法では誰も救われないのです。
そしてイエス様が神様としての立場を捨て、人になられてこられたのです。
弱さを知り同情されることのできるイエス様に誰でもが従うことができるのです。
 

2. 弟子たちを叱る
  弟子たちに信仰がないと叱られました。
しかし人は弱い存在でイエス様のような信仰は持てないものです。
でも弟子たちの言葉は私たちは死にそうですとか、もうだめだなどと神様を信じる者にはふさわしくない告白をしています。
信じる者は自分はダメだけれども、神様にあって希望を失ってはならないのです。
イエス様はこのところを責めておられるのです。
 
3. 信仰が大きくなる
弟子たちは信仰はあったのですが、まだ小さなものでした。
目に見える環境や物質的なもので信仰を判断していたのです。
目に見える世界は有限な世界です。
それよりも大きな目に見えない世界を支配するイエス様には嵐は信仰の妨げにはならないものなのです。
私たちはイエス様の無限大の力と権威を知る者となりましょう。
 
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