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● 2015年6月21日 「ヤコブが出会った神」
 

ある所に着いたとき、ちょうど日が沈んだので、そこで一夜を明かすことにした。
彼はその所の石の一つを取り、それを枕にして、その場所で横になった。
そのうちに、彼は夢を見た。
見よ。一つのはしごが地に向けて立てられている。
その頂は天に届き、見よ、神の使いたちが、そのはしごを上り下りしている。
そして、見よ。主が彼のかたわらに立っておられた。
そして仰せられた。
 「わたしはあなたの父アブラハムの神、イサクの神、主である。
 わたしはあなたが横たわっているこの地を、あなたとあなたの子孫とに与える。
 あなたの子孫は地のちりのように多くなり、あなたは、西、東、北、南へと広がり、
 地上のすべての民族は、あなたとあなたの子孫によって祝福される。
 見よ。わたしはあなたとともにあり、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、
 あなたをこの地に連れ戻そう。
 わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない。」

(創世記 28章11〜15節)

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ヤコブという人物は生まれながらの肉の人でした。
双子の弟でしたが出生の時に兄のエサウを押しのけるように先に出ようとしたのでした。
それで押しのける者・ヤコブという名前が付けられたのでした。
その人生も兄エサウの長子の祝福と神様の祝福を奪ってしまうのです。
その結果故郷に居れなくなり逃げたすのでした。
そのヤコブは後に神様から新しく生まれ変わりイスラエルとして12人の子供をもうけて、イスラエルという国を興したのでした。
このヤコブを通して神様のアブラハムの祝福が成就していくのです。
 

1. ヤボクの渡しで
 

自分自身の仕業で失望しているヤコブは夢か幻を見ました。
それは天と地を結ぶ梯子を天の使い達が上り下りしているものでした。
その時にこの地上で起こる出来事には神様の主権が及んでいることを知ったのです。自分自身の罪も神様のみ手の中にあることを知り癒されるのです。
そして神様は声をかけアブラハムの祝福を与えるこの地を祝福を持って治めさせると約束されたのです。
どんな人に対しても神様はやり直す機会を下さり、祝福してくださるのです。
 

2. 叔父ラバンのもとで
  ラバンはヤコブを6年無償で仕えさせ、ヤコブを騙し、7年姉レアのため、7年はラケルのために働かせました。
その間神様はヤコブを憐み、家族と財産を設けさせられました。
ヤコブは神様の手の中でラバンを通じて砕かれるのです。
 
3. 生まれ変わるヤコブ
私たちは神様に愛され祝福を受ける者ですが、この恵みは神様からの一方的な恵みでラバンの所から出て郷里に帰ることになりました。
そのことを知った兄エサウは手勢を連れてやってきます。
ヤコブは知恵を尽くして赦しを乞うのですが兄の怒りは止みません。
神様と出会ったヤボクで神様と相撲を取り、とうとう神様を打ち負かすのです。
その時に願ったとおりに兄の怒りは除かれ、祝福の内に郷里に戻ることができたのでした。
神様と相撲を取ることは祈りによって神様を打ち負かしたことです。
その結果ヤコブは神様に従順な信仰の人イスラエルに生まれ変わったのでした。
 
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