しかし、弟子たちはイエスに言った。
「ここには、パンが五つと魚が二匹よりほかありません。」
すると、イエスは言われた。
「それを、ここに持って来なさい。」
そしてイエスは、群衆に命じて草の上にすわらせ、五つのパンと二匹の魚を取り、
天を見上げて、それらを祝福し、パンを裂いてそれを弟子たちに与えられたので、
弟子たちは群衆に配った。
人々はみな、食べて満腹した。
そして、パン切れの余りを取り集めると、十二のかごにいっぱいあった。
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（マタイ 14章17〜20節)
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イエス様の後に女子供たちだけでも5000人もの人たちがついてきました。
時間も遅くなったので弟子たちの間でも群衆を解散させてはと考えたりしていた時に、イエス様は弟子達で問題を解決するように言われたのです。
弟子たちはくまなく探しだし、２匹の魚と５つのパンを得たのです。
しかしイエス様が祝福すると10000人余りの人々が満腹し、余ったパンと魚を集めると12かごいっぱいになったというのです。
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| 1. |
この奇跡は実際です |
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多くの人々はこの奇跡を理解するために考えて、説教が素晴らしくて人々は空腹を忘れたのではとか、パンを配るうちに人々が持っていた食物が集まってきたのではと思いました。
しかし福音書を読むと、パンは５つで魚は２匹であったと言えるし、日が傾いたとあるがまだまだ明るい内に起こった奇跡とみることができるのです。
神様は奇跡の神様なのです。
今も奇跡をおこなわれるのです。
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| 2. |
奇跡は何を教えるのか |
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人々は奇跡を見てイエス様を王として担ぎ上げようとしたのです。
そのたび毎にイエス様は人々を避けて山やさびしいところに退かれました。
そして人々に「あなた方は満腹になったので信じたのでしょう」とも言われたのです。
イエス様はこの奇跡に先立って、人々は自分を誰だと言っているかと尋ねておられます。
パウロに啓示があったように私たちはイエス様こそ神の子キリストとして受け入れなくてはなりません。
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| 3. |
救い主イエスキリスト |
イエス様はこの世から私たちを贖い救う救い主である以上の魂の救い主なのです。
この方によってでなければ誰も救われないのです。
イエス様は「私は道であり、真理、命」なる神様なのです。
奇跡は人々に主なるキリストを自覚させるものなのです。
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