それでモーセは民に言った。
「恐れてはいけない。
しっかり立って、きょう、あなたがたのために行なわれる主の救いを見なさい。
あなたがたは、きょう見るエジプト人をもはや永久に見ることはできない。
主があなたがたのために戦われる。
あなたがたは黙っていなければならない。」
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(出エジプト 14章13・14節)
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イスラエルの民は昔エジプトから脱出しました。
その始まりはモーセとエジプトの王であったラメセスとの戦いです。
神様はモーセの祈りに答え10の奇跡を起こしイエスラエルの民を解放したのでした。
荒野を行くときパロは思い直してイスラエルの民を追いかけました。
神様は彼らの間で雲の柱・火の柱となり自分の民を守ります。
しかし目の前に広がった海で行く手を遮られたとき民はモーセにつぶやいたのでした。
この時モーセに神様は「あなたは黙って民を行かせなさい。黙って主が戦うことを見なさい」と言われました。
モーセが杖を挙げると海が二つに分かれ現れた乾いた地を渡ることができたのです。
パロの軍勢は海に飲み込まれたというのです。
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1. |
困難は主の戦いである |
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人生の起こるどんな出来事も、主が戦われるものです。
御子を与えた神様はこの地上も万物を持って私たちを祝福してくださるのです。
その時にしなくてはならないものは信仰に立って、自分の心を制しなくてはなりません。
不平やつぶやきは人の心に自然と湧いてくるものだからです。
信仰の心を持って忍耐するのです。
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2. |
試練は永遠の冠を得させる |
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試練はそのままでは苦しみですが、信仰持って忍耐を働かせるときに新たな信仰を生み出し、この信仰は逃れ道とさらなる希望を見出させるのです。
この希望は失望に終わることなく、神様の愛をもって実現するのです。
これこそ神様の国で永遠の栄冠を得る者の生き方なのです。
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3. |
神様の救いを得るには |
エジプトに勝利した民は賛美の中に行進するのでした。
ヨシャパテ王の時代に攻めてきた敵軍は、賛美の中に進軍する時に神様の軍勢に負かされてしまいました。
またパウロとシラスも賛美の内に牢獄から解放されるのでした。
神様に礼拝を持って仕える私たちは賛美を持って神様の勝利を宣言するのです。
これこそクリスチャンの困難に対する生き方なのです。
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