水は、私ののどを絞めつけ、深淵は私を取り囲み、海草は私の頭にからみつきました。
私は山々の根元まで下り、地のかんぬきが、いつまでも私の上にありました。
しかし、私の神、主よ。
あなたは私のいのちを穴から引き上げてくださいました。
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(ヨナ 2章5・6節)
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ヨナは神様の預言者でした。
あるとき神様からニネベに行き、この町は罪のために滅びるという預言をするように命じられました。
しかしヨナはニネベではなくてタルシシュ行きの船に乗って神様に逆らったのです。
神様は嵐を送って、この船は沈みそうな状態に置かれました。
この船の乗組員は各々の神様に祈り、船荷を捨てても嵐のなかで沈みそうな状態でした。
誰が原因なのかくじを引くとヨナがくじを引き当てて、ヨナは自分が神様の怒りを招いたこと、船から自分を放り出すことが解決であると言いました。
船から投げ出されると神様は大きな魚に飲み込まさせて、その魚は海の深みに沈んでいたのでした。
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1. |
神様に逆らうことは禍を招く |
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神様は祝福の神様です。
でもこの祝福の神様に逆らうということは、この世の禍の虜になるということです。
ヨナは神様の命令に逆らったときすぐに嵐に捉えられてしまいました。
エルサレムからエリコに下った旅人は強盗に襲われたように、神様の守りがなくなる、その御手から自ら飛び出すことは禍の餌食になるのです。
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2. |
試練は神様の救いの愛の業 |
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ヨナは神様に逆らったのですが、神様はこのヨナを立ち返らそうとされました。
人の受ける試練や艱難は私たちに神様の助けを呼び起こすものです。
人の弱さや醜さを試練によって自覚させ救いを求めさせるものです。
神様は救った私たちを決して見捨てはなさいません。
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3. |
ヨナは祈りました |
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神様に立ち返る祈りをしだしました。
a. |
悔い改めの祈りです。
人は罪の赦しを得なくては神様の栄誉に与かれないです。
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b. |
信仰の祈りです。
神様の約束を信じて神様のみ名をほめたたえるのです。
現実ではなく祝福の自分を告白するのです。
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c. |
感謝の祈りです。
祝福を信じたということは、ただただ感謝をすることしかないのですから。
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4. |
ヨナは解放され神様の御業をする |
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ヨナは祈りによって神様の赦しを得るのです。
そしてニネベで宣教するときに人々は断食を持って悔い改めて救われるのです。
一人の人の回心によって多くの人々の命を救うことができるのです。
神様は救われたクリスチャンによって、神様に栄光を現したいと願っているのです。
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