だから、こう祈りなさい。 『天にいます私たちの父よ。 御名があがめられますように。 御国が来ますように。 みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。 私たちの日ごとの糧をきょうもお与えください。 私たちの負いめをお赦しください。 私たちも、私たちに負いめのある人たちを赦しました。 私たちを試みに会わせないで、悪からお救いください。』 〔国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン。〕
主の祈りはイエス様が弟子たちの願いに答えて教えられた祈りです。 その中に祈らなくてはならない原則を教えられています。 前半の部分は、ただ主の聖なることをほめたたえるようにでした。 後半は具体的な人のために祈る内容です。
祈りは具体的に人の生活に密着していなくてはなりません。 神様は霊的なことはもちろん、物質的な面で祝福されることを願っています。 しかしこの糧は単純に食だけではなく、人が生きるときに必要なすべての糧であり、言い換えるとなくてならないもので養ってくださいという意味です。 それは食だけではなく生きる意味や希望、知識に能力をも神様に求めることなのです。