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● 2014年3月9日 「祈りの道」
 

彼らがエリコを出て行くと、大ぜいの群衆がイエスについて行った。
すると、道ばたにすわっていたふたりの盲人が、イエスが通られると聞いて、
叫んで言った。
  「主よ。私たちをあわれんでください。ダビデの子よ。」
そこで、群衆は彼らを黙らせようとして、たしなめたが、彼らはますます、
  「主よ。私たちをあわれんでください。ダビデの子よ。」
と叫び立てた。
すると、イエスは立ち止まって、彼らを呼んで言われた。
  「わたしに何をしてほしいのか。」
彼らはイエスに言った。
  「主よ。この目をあけていただきたいのです。」
イエスはかわいそうに思って、彼らの目にさわられた。
すると、すぐさま彼らは見えるようになり、イエスについて行った。

(マタイ 20章29〜34節)

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エリコに物乞いをする2人の生まれつきの盲人がいました。
その街にイエス様が過ぎ越しの祭りを祝う大勢の群衆とともにやってこられたのでした。
この盲人は目の前の群衆の中にイエス様がおられることを知ると「ダビデの子、イエスよ私たちを憐れんでください」と叫びだしたのでした。
群衆は彼らをたしなめたのですが、かえって激しく叫んだのです。
この叫びにイエス様は彼らの目を開けて祝福されました。
私たちも神様に多くの願いを祈りに託しますが、その多くは神様の御心にかなわず自分の願いであることが多いのです。
神様に求めるべき本当のものはなんでしょうか。
求める前に整えなくてはものがあります。
この盲人達が祝福を受けた時、他の福音書にも共通したものがあり、それは信仰によって癒されたということでした。
正しい信仰に基づいて正しく求めなくてはなりません。
 

1. 彼らの信仰
  彼らは盲人でありながらイエス様をダビデの子と呼びました。
つまりあなたこそ自分たちを助けることのできる唯一の救い主と信じていたのです。
さらに求めの熱心さです。
エリコの街にイエス様が来られた時から街のはずれに差し掛かった時まで叫んだのです。
誰が止めても叫び続けた熱心さがありました。
 
2. 何を求めたか
  目が開かれることでした。
彼らはイエス様に呼ばれると上衣を捨てて飛び上がってやってきました。
上衣は彼らの恵みを受ける権利の証で、生涯を保証するものでした。
でも彼らは捨てて求めてきました。
彼らは神様を見る目を求めたのでした。
何もなくても神様の祝福を信じる信仰の目を求めたので す。
 
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